活版印刷

とてもよい本でした

「人びとの忘れもの」内海隆一郎

 

ふとしたきっかけで、とある本を検索して図書館で借りる
なんの気なしに読んでいたのだけど、
あ、活版印刷だ、と気づく。
裏のページの文字が透けてかすかに盛り上がっていて、
追う文字は、へこんでいて指の先でさわるとがさついた感じが伝わってくる。
奥付を見ると、一九八五年、初版第一刷発行。
そうだった、私が思春期に差し掛かるころ、まだまだこんな手ざわりの本を手に取っていたんだった。
あらためて意識すると、この立体感が、お話の世界に今なんかよりももっとリアルに誘ってくれていたんじゃないか、と思いたち、
熱っぽく息子(高2)に語ってみた。
みて、このおうとつ。そう思わない?
「べつに」。
…言われると思った。

近年回顧的に活版印刷が一部で流行っているのはニュースなんかで聞いたことがあったけど、この実感、息子じゃなくてもいいから共有したい。
スマホ写真だとわかりにくいけど

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LFJに行ってきました
ラ・フォル・ジュルネ。GW中の丸の内で
音楽の祭典。
今年は、アーティストの人たちがデコレーションしたピアノが
街角にあちこち置いてあって、「ご自由にお弾きください」と。
しかも、ハッシュタグ付きで投稿したら丸ビルで使える「500円クーポン」が
もらえるというので、昨日はつい。(笑)
息子(高2)と、楽しかったです。

フレーム、うまく埋め込めない

赤いピアノ(long)youtube

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黄色いピアノ(short)onedrive

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はー、読み終わった。
『幽霊少年シャン』、先日聴きに行った、小澤俊夫さんお話の会にて購入。
主人公の男の子が、戦時中の男の子と夢で入れ替わったり、幽霊と話をしたり、フィクションの要素が強いけれど、史実に基づいていて自然に当時を追体験できる。
今回、あの小澤俊夫さんに間近でお会いできるなんて!とドキドキしながら参加しました。
もう10数年も経ちますが、第一子の我が子に絵本を探す中、昔話研究者・小澤俊夫さんの著書に行き当たったとき、確かな「絵本を探す目」を教えてもらった、と思いました。
小澤俊夫さんは戦時中に子供時代を過ごしていらして、その実体験をもとに、この本の解説を書いていらっしゃる。
ここで、フィクションに、どうしようもないリアリティの重さを実感することになります。
40代半ばの私でさえ、子どもの頃は「戦後」にリアリティがあった。
テレビではときどき「中国残留孤児」の紹介があり、親族を探す方々の不安そうなまなざし、出逢った時の喜びの涙を自分のことのように考えたものだった。
また、80代で亡くなった私の祖父は生きていれば94歳、青年時代に戦争へ出かけてきた面影を、孫の私も感じていたものだった。
そういう「戦後」は、今の我が子たちはもはや感じることはできないから、このような本に出合わせるべきで、紹介する意義がある。
またまたミーハーに本にサインをしてもらったのはうれしかったけれど、そのご筆跡に、我が子たち(や読んでみたい方にはお貸しします!)にも戦争時代のリアリティを感じてもらえたらいい。

 

店長さんのブログ

http://www.huckleberrybooks.jp/cgi-bin/blog/diary.cgi?date=20180330

 

写真は、表紙の原画とともに。

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新年あけまして

FBにはいろいろアップしているので、こちらにはあまり来なくなってしまいましたが、最近の一枚

藍の乾燥葉染めを家でやりました。何度やっても空気中で色変わりするのが楽しい!

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雨もようの日々。

電車通学の高校息子、最寄り駅まで「送って!」という日が続き、

まったくーと思いながら車を出す。

がんばってカッパを着て自転車こいでいる子もいるのに、軟弱な、といいながら

結局あまいのは親のほうか、と反省しつつ。

さらに夫まで、(いつも車通勤なのだけど)今日は電車だから乗せて、と言い出して、

駅まで送ったとき。

車を降りて、さっと傘を開いたのは夫で、息子はそこにもぐりこむ。

パパと息子のアイアイ傘。目にしたのは何年ぶりだろう。

小学校に上がる頃が最後だとしたら、すでに10年は経つことになる。

夫は身長170cmとちょっとで、息子は170弱だから、ほぼ高さはいっしょ。

でもメタボな夫ともやしみたいにガリガリな息子は並んだら、お笑いコンビみたいに見えた。(笑)

駅の入口まで歩いていく後すがたを見ていたら、

夫は何かおもしろいことを言ったのか、息子がいっしゅん夫と顔を向き合わせて笑った。

いつも、うんとかすん息子なので、めずらしい光景。

ケータイで写真を撮りたいと思ったけど、もうふたりは駅のなかに吸い込まれてしまった。

まあいいか、私の目の奥と、こうやって文章に残しておこう。

ふらっとお店に入ったら、もう10月はじまりの手帳が売られてた。ここ何年か、4月はじまりよりも、10月はじまりの手帳がほしくなる。年の半ばで、気持ちを切り替えたくなるからかな。
さっそく手帳を買いましたが、買ってから気がついた。
今使っている去年の10月はじまりの手帳は、今年の12月で終わっているのに、購入したものは今年の10月から、来年の12月をこえて2019年の3月までページがある。
思いがけずなんだかうれしかった。ちょっと遠いその未来、いったい私はどんなふうに過ごしているだろう。
なんて想像させてくれた手帳ですが、やっぱり来年の10月で、新しい手帳を買いたくなるのかなあ~。