2008-10-31

日に日に寒くなってきています。

そんな中でも、まだ元気なのはザリガニ。

この夏から、玄関でけなげに飼われていますが、その後もかつおぶしやニボシで生き延びています。

カブトムシは夏の終わりとともに姿を消し、そのあとしばらくがんばっていたクワガタムシもつい先日動かなくなってしまいました。

今年は彼らを虫かごではなく、押し入れ用の衣装ケースに腐葉土を敷いて飼っていたので、この大きないれものががらんとなったのを見ると、なおのことさびしく感じます。

深まる秋、冬の足音。

そうそう、ザリガニは夏に卵を産み、今小ザリガニもいます。

はじめ小エビのようにうじゃうじゃいた小ザリガニは、ともぐいを繰り返し、今どういうわけかある一匹だけ、大きく成長してきているのがいます。

弱肉強食、自然の摂理を見る思いです。

いったいどういう偶然と、必然が織りなしあって「この一匹」が大きくなるのでしょうね。

そしてそんなこともはもう知ったことではない、というように、親ザリガニたちの中にはまた静かに交尾をしているものもあります。

…なんだかモノノアハレな心持ちにもなる私です。