■

1時間走れればフルマラソンは完走できる (GAKKEN SPORTS BOOKS)

マラソン（ジョギング）ってこんなに気持ちがいいんだ！と

初めて体験できたのは、2003年の３月のこと。

育児サークルで知り合った、

Ｎさんに誘っていただき、「霞ヶ浦一周駅伝2003」に参加。

「駅伝」と言っても、チーム対抗のタイムレース・・・などではない。

「おしゃべりできるペースで、楽しく走る」のがモットーの

先生＆学生さんの集まった会だった。

Ｎさんと私は、霞ヶ浦の遊覧船が出る船着場をスタートに、

霞ヶ浦運動公園まで数ｋｍ弱の距離を走った。

（お互いに、自転車に乗ったパパ＆１歳の息子を伴奏者に。）

春の訪れを感じる霞ヶ浦の湖畔を、

ゆっくり（早足と言ってもいいくらい本当にゆっくり）たわいもない話をしながらジョギングをするのは爽快で、

それまでの「マラソン」というものに対する過酷なイメージを180度変えてくれた。

そして、それ以来、ジョギングをするということが

私の趣味とするもののひとつになった。

（思ったように時間はとれませんが・・・。）

そんなジョギングの提唱者、鍋倉さんの著書より

印象に残ったところをピックアップ。

P20

Ｑ.走っているとき、いろいろと考えをめぐらしてしまうのですが、

これはトレーニングに集中できていない、ということでしょうか？

Ａ　その昔、哲学者は歩きながら思考した、という話をよく聞きます。

走っていると、いろいろな考えが頭の中を駆け巡る、そんな経験をすることがあります。

私はこれを「瞑想ジョギング」と呼んでいます。

・・・・・・・・・・・・

「瞑想ジョギングのコツ」

・一人で走る（人と会話しない）

・よく知ったコースを走る

・時間を気にしない

・ペースは瞑想にあわせる

・少しうつむき加減で走る（視野を広くとらない）

・ジョギングが好きなこと（これは大前提）

・・・・・・・・・・・・・・

P65

ジョギングのキーワードは「自由」

どんなペースで、どれくらいの時間、

誰と、どこを走ろうと自由です。

ジョグを楽しむ本人が、自分の意思で、自由に楽しめばいいのです。

例えば、旅先の知らない街でのジョギング……なんだかウキウキしませんか！

・・・・・・・・・・

ゆっくり走るコツ

同じペースでゆっくり長く走る。

「ＬＳＤ」トレーニング

Ｌ　　Ｌｏｎｇ長い

Ｓ　　Ｓｌｏｗゆっくり

Ｄ　　Ｄｉｓｔａｎｃｅ距離

・・・・・