中沢新一さんの

日本の大転換 (集英社新書)

日本の大転換 (集英社新書)

を図書館で借りようと思ったら、予約待ちの数がずいぶんと多い。

やはり、今読まれているのだなあと実感。

同じ検索の列にあがってきていたのが

ブッダの夢―河合隼雄と中沢新一の対話

ブッダの夢―河合隼雄と中沢新一の対話

河合隼雄さんと中沢さんの対談集

ブッダの夢』。

何日かかけてぱらぱらと読んでいるのだけれど、

中沢さんの膨大な知識と「道草経験」に圧倒され、

そういう発言を引き出す河合隼雄さんの聞き役の技術もすごいなあと思い

というのも河合さんも中沢さんの分野に関して変わらない博学さで、とっても高度な対話になっていて

同じ河合さんとの対談集でも

村上春樹、河合隼雄に会いにいく

村上春樹、河合隼雄に会いにいく

の方がわりと読みやすかったなあと感じながらも、

ふたつの本に「共通する部分」を見出して、興味深かったりする。

人間として悩むところはだいたい同じなんだなーと思いつつ、

ナナメ読みをするだけでも、自分自身も同じく癒される期待をしながら。

秋の夜長の読書タイム。