2011-10-31

小学校3年生の女の子ふたり、小1のさと、の3人で

ふたつのお弁当を分けて食べる、という出来事があった。

私が、「お弁当ふたつしかないから、3人分に分けようね」と

いろいろなおかずがだいたい3等分になるように、お皿に盛り付ける。



この3年生の女の子は、じつは2人とも、ひとりっ子。

だまってじっと見ている。


そんな中、さとがひとりでぶつぶつと何か言い始める。

聞いていれば

「あーこのお肉がこのお皿すこし少ないな。あ、デザートはこっちが多い!」。



さとはふだんそんなに強く我を押し通すタイプ、というわけでもない。

わりと、おとなしく状況を判断しているところがあるような子だ。


だが、このときばかりは

私が「じゃあ、どのお皿にするか、じゃんけんで決めようか。」

と提案するやいなや


「じゃあ最初はグーね!」


かんっぜんに(年上の子2人を相手にもかかわらず)主導権を握りモードであった・・・・。


それはそうだ。

だって3人きょうだいで、毎日のようにそれだものね。



あとの2人は、黙って待っているのが

ふつうにひとりっ子の感覚だったのだろう。


さとか、恐るべし


と実感した瞬間であった・・・・。(笑)