新見南吉
「和太郎さんと牛」
http://www.aozora.gr.jp/cards/000121/card1754.html
学校(図書室?)の宿題で、
「新見南吉の本を読むように」
という宿題が出たということだったので、
どれでも読みたいのを選んでみてごらん、
と青空文庫を見る。
適当に題名でゆーきが選んだのがこれ。
読んだらママにお話しして、と提案すると、
わかった、と一読して、
私にあらすじを話してくれた。
おおよそ、私もストーリーの流れをゆーきの説明で理解できた。
が、一点、どうしてもわからないことが。
<<どうして、酔っ払いの牛と、
(奥さんはいらないが、子どもだけは欲しいと言っていた)わたろうさんのところに、
赤ちゃんが来たの?>>
ゆーき「わかんない」。
そこで、私も読んでみた。
私は・・・・
読み始めてすぐ、新見南吉ワールドに引き込まれる。
独特の語り口、状況の設定の雰囲気があいまって、
言葉のひとつひとつ、一文一文が胸にとどまり、
いつしか涙があふれてくる。
・・・・・・・
わかったよ、どうしてわたろうさんの牛車に、
赤ちゃんが乗っていたのか。
ゆーき、もういちど、
何度でも、
読んでごらん。
そして、わかったらいつか
ママに伝えてね。
・・・・・・