- 作者: 村上春樹
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2010/09/29
- メディア: ペーパーバック
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図書館からやっと借りられたのだけど、
2割くらいしか読み終わる前に返す期限が来てしまった;;;
面白い、とても。
インタビュー形式そのままで構成されていて
ムラカミハルキの創作の源流となる思考の流れが手に取るようにわかる。
(が、それがほんとうにほんとうのことかは本人にしかわからないし(本人にもわからない?)、
そして読者がそれをそのままなぞれるわけなどありえないし、
ただ、そういうもの、として読める楽しさ、おもしろさがある、ということ。)
もう返しちゃったので正確ではないのだけれど
印象的な部分をメモ。
インタビュアー:
春樹さんの小説には異界を描く「臨死体験」のような場面が多々出てきますが、
ご本人にはそういう体験があるのですか?
村上:
いいえ、まったくそのような体験はありません。
ただ、多くの人の心に
異界のようなものが存在するということを
僕は理解している、というだけです。
ーーーー
村上:
小説を書く才能を持っているいうのは
神からのギフトだと思うんですよ。
だから小説を書くことは
大変な苦労があるけれども
書いて読者に読んでもらうということは
ギフトを得ている者としてのある種の義務だと考えています。
でも書いているときの状態というのは
何よりも気持ちのいいものなんですよ。
・・・・・
(注:すべて原文そのままではありません)
また借りてちゃんと書こう~