2011-11-30

お話会、読んだ本。

「空気(大気圧)」をテーマにした。

★空気についての「なんで?」「どうして?」本。

科学的に空気とは何か、説明している。


くうき (まど・みちおの絵本)

くうき (まど・みちおの絵本)


★詩人、まどみちおさんが「空気」をイメージして書いた詩に

画家のささめやゆきさんが絵を描いたもの。




★さらに、空気(大気圧)に関する「実験」を

2つ実演。


ひとつは、割り箸の先にピンポン玉をつけたものを

人さし指の上にバランスをとって置き、

ピンポン玉の上面にストローで強く息を吹きかける。

予想:ピンポン玉の上面を吹いているのだから、

玉は下に下がるのでは?

実際:ピンポン玉は、上に持ち上がる。



★もうひとつは

テーブルのはしに割り箸を出すようにして置き、

広げた新聞紙を一枚重ねる。

割り箸の出ている部分を

「チョップ!」する。

予想:新聞紙も割り箸も、飛んでいってしまうのでは?

割り箸は、見事に簡単に割れる。


どちらも、目には見えないが

空気(大気圧)が存在することを、実感できる実験。



どちらも「わー!」っと自分の予想に反したことに

びっくりした反応を見せてくれて、面白がってくれたよう。



★そして私が最も言いたかったのは、

科学の「なぜ?」「どうして?」と

詩人や画家のように「どのように」を言葉や絵に描くということの

両方を大事にしてほしい、ということ。


そして、その両方をはぐくんで

かかわらせることができたら

何か、とても素敵なものが生まれるんじゃないか、ということ。




わかってくれたかな!?