2014-07-18

あらしのよるに全7巻セット (あらしのよるにシリーズ)

あらしのよるに全7巻セット (あらしのよるにシリーズ)

「ガブ~!」

「メイ~!」

と、おおかみとヤギが

左右から走り寄ってくるシーン、

おもしろいなあと思うのですが、

我が家でもそれにまけずともおとらない

変わったできごとが。


ザリガニを飼っているプラケースに、

水草を入れてやったのは、

もうずいぶん前のこと。春先だったかな。

その水草は、また別の水槽にメダカを飼いはじめていたので、

そのために買って入れておいたものでした。

それで、ザリガニのところにも、少し水草があったほうがいいかなあ、と

気軽な気持ちで水草を分け、ザリガニのケースに浮かべておいたのでした。


ところがある日。

なんと、ザリガニのケースに、メダカが泳いでいる!。

当然、ザリガニのところにメダカを入れた記憶はありません。

ザリガニはメダカを食べてしまうので、そんなことはしません。

さて、どうしてだろう…。



そうか、ずいぶん前に入れた水草に、

たぶんメダカの卵がついていたのです。

その卵が自然にかえり、大きく育ったのではないか。

メダカが小さいうちは私も家族の誰も気付かなかったけれど、

チョロチョロと泳いでいたそのメダカは、小ぶりながらもすっかりきれいなオレンジ色をしていました。


「ザリとメダ」。

そんなお話が思いつきました。

食べる、食べられるという関係のはずのザリガニとメダカ。

我が家のプラケースには仲良く共存しています。

とはいっても、メダカの存在に気付いてからというもの、

食べられていないかと気になって、毎日プラケースを覗いているのですが、

ところどころに置いてある鉢や石をうまく隠れ家にして、

お互い付かず離れず、

気にならない存在かのように暮らしているのです。

さすがに、「ガブとメイ」のように左右から泳いできて衝突したりはしていませんが(笑)

びっくりするほど近くにいても互いに大丈夫そうです。


それでも、食べられちゃうから別々にしてあげてよ~と子どもたちは言うのですが、

せっかくそこで生まれて育ったメダカちゃんなので、いいんじゃない?と

そのままにしています。

いや、私だってヒヤヒヤしていますが!もうしばらく観察を続けることにします。