2015-11-16

土曜日、娘の小学校でおまつりがあった。五年生は、「世界のどこかの、何かについて発表する」のがテーマだったようで、娘はしばらく前から家でもネットでいろいろ調べていた。娘たちの班がやると決めていたのは、「フランスの小学校について」。発表の時に、フランスっぽいコスチュームが着たい、と話していたのだけど、なかなかイメージできなかったので、フランスの国旗をアレンジした髪留めを作ることにした。数日前に手芸店で三色のリボンと、ボタンを買って、お友達のぶんも作った。

当日は私は仕事で残念ながら見にいけなかったのだけど、発表はうまくできたようだった。それで、髪留めはみんなが気に入ってくれたらしく、そのほかの催しものやバザーがあった午後中の終わりまで、女子4名+男子1名(は髪留めではなく胸ピンにした)がそれを身につけたまま、学校中をぐるぐると、回っていたらしい。

はからずも、ある重大な意味を表示しながら、その小学生5人は多くの人の中を歩き回っていたわけだ。

私も忙しくて事件のことを知ったのが土曜の夜遅くだったので、日曜日の朝になってからテレビのニュースをつけると、娘は食い入るように見ていた。

前も書いたかもしれないけれど、知っていることは、遠くても近い。ぎゃくに、知らないことは近くても遠い。だからいつでももっと、何でも知りたい。

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