2016-06-05

ここひと月くらい、息子(中3)とピアノの腕を競っている。

私が高校生の時にチャレンジしていた曲(悲愴第一楽章)を中3で息子が弾きはじめたのが悔しいので、私も一念発起というわけだ。

で、はじめのうちは私のほうがまあまあ弾けたので、「ふっふっふっ、まだまだだな」なんてからかっていたのだが、1か月も経つとどうも様子が違ってきた。

息子の指づかいをじっと見ていると、なんだかずいぶんと軽々としたふうに弾くようになっていたのだ。

おかしいな…と思い、はっと気がついた。その瞬間、私はさけんだ。

「ちょっと、手、開いて! 当ててみて!」と無理やり私の手と合わせて比べてみる。

と、なんと、息子の手のほうが私の手よりも微妙に大きいではないか!。

…背はまだ私の方が数センチ大きい。靴だって、息子は今24くらいをはいていて、私は24.5だ(ちなみにデカいのは昔からコンプレックスだ)。

まさか、手から越されるとは。想定外のノーマークだった。がくぜん。と同時にウレシイような、驚きでした。

声変わりは中2半ばくらいからだったし、まあいろいろとそろそろかなとは思ってはいたけど、こう目に見える形で抜かされたというのは印象深いものですね。

写真は幼稚園か小学校低学年のころだったかの、手形。こんなに小さかったのにね。

それにしても、息子の手を久しぶりにさわった(笑)息子もまあ、嫌がらずに比べてくれた。

ちょっとした記念日になりました。

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