繊細で、深い仕事。
ピアニストと、調律師と、
なににもまして、ピアノという楽器を
創り上げた技術者の歴史を想像しました。
それぞれのスペシャリストが極限まで関係しあって、ヒトのとてつもない能力が発揮できるんだろうなあ…
双子のどちらかの演奏に調律を合わせたから、もう1人がピアノを弾けなくなった。
それが、ほんとうかどうか、もしかすれば
本当にそうなのかもしれない、と思わせられる、ピアノを弾く人と、調律師の両方の高度な技術と感性の世界。
そんな部分を自分もほんのわずかでも感じてみたいし、別の世界でもいいから、そんな生き方をしてみたい、…という余韻にひたりました。