2012-07-11

宮澤賢治というひとは有名ですごい、

「雨にもまけず、風にもまけ」ない人だったんだ、


と、子どもの頃は(なんとなく)そう思っていた。

いつかどこかのなにかで、きちんと教わっていたかもしれないけれど。

だからあなたもそうなりなさい、というような

「押し付けがましい」イメージも。

そんなふうに考えている人、多くはないかな?



でも、さいごまでよく考えて、読んで。

「ソウイウモノニ ワタシハナリタイ」

今のわたしなら、そのいちぶんがまず

心に残って引っかかる。


けっして、<それにな(成)れていない>

くやしさ、もどかしさがまずある、と。


そこに共感するとき、

宮澤賢治」が身近になる。


たとえ<なれなくても>

「こうなりたい」と思うような

自分なりの、大きな意思は

もったほうがいいと思う。


たなばたの前夜に。