2003-12-01

■2003/12/30 (火) おせちの準備

年末の買い出しにももう何度か行って、今日からすこしずつおせち作りをすることにした。

まずは、元旦までには味がよくしみ込むように、「なます」と「千枚漬け」から始めることに。

千枚漬けは、大家さんに先日ありがたいことにいただいた丸いダイコンで作る。

この丸いダイコン、料理ブックによれば、ナントカ院とかいう名前があるらしいのだけど、カブをまったく立派にしたようなこの大きな丸いダイコンは、イバラキに来てはじめて私は手にとった。

実家のグンマでは、ごくふつうの長いダイコンはよく食べるし、からっ風の吹く畑の真ん中に組んである物干しみたいなところに、たぶんタクアン用に何本もつる下げてあるのはあちこちで見るのだけど、丸いダイコンを作っているという話はあまり聞かない。

けど、このあたりの農家ではよく作られているようで、別の知り合いの農家の方からもこれまた驚くほど大きな丸いのをゆずっていただいたことがあった。

その時に、「千枚漬けにするとおいしいよ」と教わって、

さっそく作ってみたこともあるので、今回で2度目のチャレンジだ。

ふつう、漬けものにしろ、数々のおせちにしろ、スーパーへ行けばだいたい出来あいのものが売られているから、ついそちらの方へ手が伸びてしまう。

でも、お正月というイベントをよりありがたく迎えるためには、年末にどれだけ新年の準備に手をかけたか、が大きく関わっていると思いたい。

そこで、全部はムリだけど、その年によって何品かは手作りにしよう、と意気込んで、夫にもリクエストを聞いて、毎年一から作るものを決めている。

その他には、今年は「だて巻き」「お煮しめ」なんかもつくるつもり。

だて巻きは、はじめて作ったおととしは、タマゴのほかにタラのすり身を入れて作るのだということをはじめて知って驚いた。

こんな、買って食べるのではなかなか気づかない、小さな発見もある。(←って、常識かしら?!)

料理はふだんはあんまり得意ではない私だけど、「イベント」のために楽しみながらやるのは好きだ。

年々増える「おせちセット宅配します・~万円より」なんていうチラシを見ると、ちょっと心が動かされないでもない昨今だけど、作ってみたい、という興味が続く限りは、毎年少しずつ選んで、手作りしていってみようと思う。

そういえば、去年はクリキントンを作ったけど、今年は作らず。来年は、「コンブ巻き」あたりに挑戦してみようかな。


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■2003/12/29 (月) 今年もあとわずか…

ノリママ家でも、よくある年末の風景と同じように、年賀状を書いたり、換気扇の掃除をしたり、カーテンの丸洗いをしたりしている。

丸一年の汚れを、一挙に落とそうというのだから、多少めんどうだなあ、と思ってもやっぱり気持ちのいいものだ。

さらに、今日は自分自身もさっぱりさせてやろう、ということで、ユーをパパにお願いして、すごーく久しぶりに美容院へ行った。

美容師のイケテル若いオニイさんに、「かゆいところはありませんか~」なんて言ってもらって頭を洗われるなんて、なんと貴重で贅沢な時間…なんて考えながらいい気分に浸った。

が、洗い終わった髪の毛をねじりあげられて鏡の前へ座った私にそのオニイさんが「どうぞ」と差し出してくれた雑誌は、あろうことか「女性セブン」!(涙)。

ああ、もう「アンアン」とか「クラッシィ」なんかを渡される世代でもなく、それ以前にそういう雰囲気もすでに持ち合わせていないのか、私は?!と、思わずガクン、となってしまった(笑)。

が、久しぶりに前髪を作って、軽めに髪をすいてもらったブロー後の私は、まだまだイケルではないか?!

と思い込むことにして、店を出るときには、うやうやしくドアを開けてくれたオニイさんに、「よいお年を!」と笑顔であいさつをした。

…どうか、来年も明るくよい年になりますように。