連続しておよそ1週間、よく降る雨ですね。

今日もほとんど太陽は顔を出しませんでした。

しばらく前になりますが、北側の塀に寄せ植えしたプランターを飾りました。

北側の道路はよく車が通って危ないので、少しでも幅を作って危険の予防と、美観とをかねて・・・

とのことで、何を植えようか、とホームセンターのガーデンコーナーで迷ってしまったのですが、

北だから日陰に強く、丈夫に育つ草花を、ということでこちらを。

・「ダブルインパチェンス

・「ツルニチニチソウ

・「ゴールデンインゲリス(アイビー)」

うちはたいした庭もなく、方角的に日の当たらない場所も多いのですが、

それでもだんだんと緑のきれいな外観にしたいなあ・・・などと考えていろいろ検索していると、

あるものですねえ、そんな我が家にぴったりなハートをくすぐられるキーワードが!

ひとつは、「シェード(shade)ガーデン」。「日陰の庭」ということなのですが、

木陰や、家の北側、出窓の下など一般的には植物にとって良環境ではない場所も、そこに適応した花木は十分にあり、上手に寄せ植えして楽しもう、という精神が含まれた言葉。

参考図書↓

日陰の庭のシェードガーデニング

「日陰の庭」というとあまりいいイメージではないのだけど、

「シェードガーデン」なんて横文字に言い換えるだけでなんと素敵に響くマジック!(笑)。

ぜひ、目指してみたいものです。

もうひとつは、これはアパート暮らしの時から愛読していた本からなのですが

「ベランダー」。

詳細はこち

ボタニカル・ライフ―植物生活 (新潮文庫)

「ベランダー」というのは、「ガーデナー」(庭で草木を植えて楽しむ人)に対抗して、都会のベランダで鉢植えの植物を育てて楽しむ人、の意の脚本家いとうせいこうさんの造語。

この言葉のニュアンスがまた、「庭のないベランダできゅうくつに花木を楽しんでいる」なんていういじけた考えでなくて、都会のベランダにおける草木愛好者だということを自尊心をもって、かつコミカルに言い尽くしていてなんとも最高!

じゃあ、都会でない「ベランダー」ってどうなの?という意見もありますが(笑)それにしてもこのいとうせいこうさんの鋭い観察眼で描かれた『ボタニカル・ライフ』は文句通り抱腹絶倒なので、とにかくおすすめ。

1階に坪庭をおまかせしている我が家、2階はいまだに「ベランダー」生活を楽しんでいかなくては!

・・・といっても今はプランターひとつ置いてみても、さとかの格好の泥遊び場になってしまう!

ということで、Before→Afterのベランダ改造は、ずっと将来の楽しみとしてとっておくことにしよう。とほほ^^;