2008-02-24

うどんを打ちました。

やっぱり手打ちは、シコシコしておいしい。

冬の野菜:だいこん、にんじん、さといも、ネギ、やあぶらあげ、こんにゃく、とり肉なんかを入れた煮込みにしました。

群馬では「おっきりこみ」といわれる郷土料理です。


小麦粉は、「郷土料理」というからには、やっぱり地場産を使用しないと!

ということで、

「新井農園」

http://www5.ocn.ne.jp/~arainoue/

こちらで購入。

(小麦の品種;「農林61号」)


実家から歩いてすぐの農家さんです。

私の父とこちらのアライさんは、地区の「ハイキングクラブ」で知り合って、親しくしているそうです。

群馬のこのあたりでは、小麦は米との二毛作でつくられています。

赤城を背景に、風にふかれ、黄金色に輝く小麦はまるで天使のじゅうたん…と思われるような、美しい風景です。

通学、通勤で使った両毛線(小山ー高崎を結ぶローカル線)から眺められるその景色は、私の思春期の癒しであり、原風景のひとつといえるものでした。

冬、桑の木ばたけの、枝枝をふきぬける乾いた風がつくる景色とともに、故郷をいろどる風景です。


ひとカップにすくった、真っ白な小麦の粉から、見えたもの。