先週末、柏の葉アバター、見てきました♪

ゆーきと2人で行きましたが、

なんだかデートみたいな気分になったのはママだけ…でしょうね^^;。

約8年ぶりの映画館。

新しいMOVIXの、入り口が暗くてキラキラ光る感じ。それだけで

ワクワクしてしまいました^^;。

ゆーきも、「はじめて行った映画。ママと。」

というふうに、一生覚えていてくれるかな^^;。


3Dの感じは、

「わあっ!」

という驚きよりは、

日常目で見ている感じそのままに、

違和感なく、ダイナミックな景色に居合わせている、という臨場感がありました。

いやだからこそ、大人の私は

「どうやってこういう映像を作ったんだ?!」

という科学の不思議というか、偉大さを想像してしまいましたが、

映画館で映画を初めて見る、という今の子どもにとってはたぶん、

これがあたりまえ、というか

映画というのはこういうもの、と

自然なこととして受け取っていくんでしょうね。



「おもしろかったか?」

と聞かれれば、

「すごくおもしろかった!」

と私は答えるでしょうが、

トーリーとしては、よく聞かれるように

「既視感があった」

というところでしょうか。

宮崎駿を思わせる場面も多々あったし。


しかしそれより何より、

私が一番気にかかったこと。

それは、戦闘シーンで、森林の中、

先住民たちが炎に巻かれて逃げ惑う場面です。

それこそ、3Dの立体で、

見ている私にはものすごい臨場感がありました。

しかし当然ながら、

炎の熱さは感じない。

煙のにおいもしない。

いずれ、皮膚感覚や嗅覚まで刺激されるような、

映画館ができたらすごい、いやできるんじゃないかと

思ったりするわけですが、

いや、熱さもにおいも感じなかったけど、

このシーンを、「東京大空襲」や「阪神大震災」などの

実際の過酷な体験をされた方がもしこの映像を見たら、

ものすごいフラッシュバックがあるんじゃないかと。



そういう映画の映像を目にして、

それがいくらエンターテイメントであるといっても、

「おもしろかった」

と軽く言ってしまっていいものか。

そこがひとつ、心の一部分で私がひっかかる点です。


だから、こういう映画は見ない。

子どもにも見せない。

それでもいのかも、そのほうがいいのかもしれない、

と後になって考えたりもするのだけれど、



いや、見たあとに、そういう話を

きちんと子どもとすればいいのだろうな、

と思ったりもするわけです。


見っぱなしにしないで、

大きな言い方をすれば、

メディアリテラシー」をみがく、

ということなのだろうけれども。



こういう戦闘シーン、

原爆を投下されたヒロシマだとかを

リアルに3Dで作って、

資料館だとかで見せたらいいと思う。

そうすれば、

もっと戦闘シーンに対して静粛な気持ちになれると思う。


ちなみにゆーきは何が一番印象深かったかと聞くと、

「人間と、アバターとに入れ替わるところ」

だったそうで、

見ている最中も

「今夢?」

とか

「人間?」

とか聞いてきて、私としては真剣に見てるのに、すごく気になりました^^;

ま、耳と口を寄せ合って、親子の会話としてはとてもうれしく、ほほえましくはありますが^^。

あ、それよりも何よりも、

念願にしていた、

映画館の中でポップコーンを食べたことが

ゆーきは何より楽しかったみたいでした^^;。

まだまだ子どもだね。^^