2001年12月の日記

2001/12/28 (金) ノリママおセチ作ろうの巻。

今年も押し迫ってまいりました。

年末といえば年賀状書き、大掃除、そしてお節づくりエトセトラ。

今日の午後は、食料品の買出しにいこう!

とはいえ、お料理はノリママの大の苦手分野である。

結婚するまで、料理らしい料理はつくったことがなかった。

けれど、ノリママはけっこう凝り性で、やりはじめるとわりと楽しいのである。

結婚してすぐは3ヶ月間、お料理教室へ通った。

はじめのうちは、やりたいから行く、ってよりは、

これからダンナ様や子供に食事をつくらなければいけない、という義務感から

通っていたのだけれど、

学生時代の調理実習のように進むお勉強と、先生のお話は、予想以上に楽しかった。

その中でも、同じ班でお料理した、すこし年配の奥さんの言葉が忘れられない。

「子供も独立して、時間ができて通い始めたのだけれど、ここでは勉強になることがたくさんあって、ああ、こういうことを娘にちゃんとおしえてあげられていたらなって思うのよ。」

その時に、すでにおナカの中にユーキがいたママは、そのときは

ユーキが男の子か女の子かはわかっていなかったけれど、私も

子供にきちんとお料理の教えられるママになりたいとおもったものだった。

料理って、おいしく食べるためのたくさんの知恵がつまっている。

たとえばダイコンを煮るときには、味がよく染みるように面取りして隠し包丁を入れる、とか、赤み魚を調理するときはくさみをとるのに生姜をくわえる、とか・・・。

当たり前のこと?!だけど、ノリママはそういうことにまったくムトンチャクな

ママだったのだ!

これからノリママには、なが~い料理道が待っている。

そんなわけで、大変だけど、初めて家族3人のお正月を迎える来年のために

ノリママ今日は手作りおセチのなかでも最難関といわれる

「だて巻」、それからノリママ大好物「クリきんとん」に挑戦するぞ!

お味の方は・・・?

・・・毒見係のパパにその後お聞きしましょう。。。

・・・ユーキが物心つく頃には、「料理上手」なママに変身していようと、

今のところはパパに我慢していただくことを強要しているノリママであった。


■2001/12/27 (木) CDに耳を傾ける、の巻

ノリママは、最近話題、中国出身新進気鋭のピアニスト、

ショパンコンクールで優勝したユンディ・リーがお気に入りだ。

TVで見た、若くてちょっとキムタク似?!の彼の演奏ぶりは素敵。

久しぶりに、ショパンのCDを取り出して、かけてみる。

・・・オーディオ機器なるものはすばらしい。

家にいながらにして、最高の演奏が聴ける。

それは、なかなか外に出かけられない今のノリママとってみれば、幸せなことである。

けれど、やはりコンサート会場へ赴いて、本物を聴きたい、と願うノリママであった。

オーケストラの演奏は、たとえばバイオリンは弓のツルが弦にこすれて奏でられるもの、ホルンは長い管を空気が通って音を出しているもの、そういったいろいろな楽器の集合体である。それらが時には弱い力で小さな音を出し、また時には強い力で大きな音を出す。

ホールでふかぶかと座席に腰掛けて、それぞれの楽器の位置を確かめながら

音のうねりを楽しむ、それがクラシックの醍醐味である。

でも、お部屋でCDで聴くときって、たいがいBGMとして何か別のことしてるのと同時に、流し聴くのがほとんどだ。

そんなときは、流れてくる音は、たったひとつのかたまりとなって、頭の遠くの方に聞こえている。

お部屋の雰囲気づくりにはいいかもしれないけど、やっぱり

それでは本当のクラシックのよさはわからないのだ。

ふとそんなことを考えながら、きょうはユーキをだっこしながら、

ステレオのまえに座布団敷いて正座をしてみる。

「ユーキ、これがねチェロの音。これはねシンバルたたいた音」

ときどき解説者になりながら、ユーキと一緒にCDの音に耳を傾ける。

とってもゆったりした時間、ママは頭の中にオーケストラの地図を思い描く。

・・・ユーキにも、いつか本物を見せてやりたい。

ボリュームのネジをひねったら楽器の音が大きくなるわけじゃないのよ、ユーキ君。

いつになったら鑑賞会デビューできるかな?

っと、そのまえに、クラシック嫌いなパパを説得する方が先だった!

・・・ちょっとブルーになったノリママであった・・・。

■2001/12/26 (水) ベビー体操?の巻

ユーキはクリスマスプレゼントで買ってもらった、ベビージムがお気に入り。

機嫌のいいときには、ぶらさがっている黄色いプーさんをじっと眺めながら

手足をばたばた動かしている。

ママは、このプーさん人形を、ユーキにさわってほしくて仕方がない。

お手てがお人形にふれて、カラン、という音が鳴るたびに、「さわった!さわった!」と喜んでいる。

・・・いつになったら「偶然」ではなくって、自分の意思でお人形をつかむようになるのかな、そうしたらママはもっとうれしい。

ユーキのお手ては、まだぎゅっとにぎられたままだ。

だからママは、「これはおやゆび、ひとさしゆび・・・」って1本いっぽんの指を伸ばしてやる。

それから、うつぶせに寝させて、お首の運動もさせる。

ユーキは自分で首を持ち上げようとして、一生懸命だ。

ママは「ユー、がんば!」と声をかけて、ユーキを励ましてやる。

・・・少しくらい放っておいても、だんだんと成長していくのだろうが、

それができるすこし早めのちょうどいい時期に、周りの人間がちょっと手を貸してやることで、よりよく発達していくという。

ママは、ユーキのそんな時期を見極めてやれる存在でありたい。

・・・今日もママは、ユーといっぱい遊んだ。

ふう、、、ユーも楽しそうでした。

そうだ、ママも運動しよう。

ノリママは、そういえば産後ほとんど体を動かしていない。

ここで、マタニティビクスで培った?リズム感を活かして

さっきからかかっていたBGMにあわせて手足をストレッチ。

ワン、トゥ~、、、ノリノリのノリママであった。

・・・ふと視線・・・。

パッと振りむくと、そこにはジム遊びをやめたユーキが、じーっとこちらを眺めていたのでありました。

・・・黄色いプーサンより、ママのオレンジのセーターのが好き?!・・・

・・・ノリママは、ユーキのベビージムに、オレンジ色のティガー君もぶらさげてやることにしました。

■2001/12/25 (火) 「トイザらス」初体験、の巻

先週末は、家族3人で近くの「トイザらス」へ出かけた。

・・・世の中本当に不況?!と思うほどの駐車場は大渋滞。

はたまたほんとうに少子化!?とおもうほどの店内は子供、こども、コドモ。

それもそのはず、みんな待ちに待った、メリークリスマスがすぐそこまで来ているんだもの。

パパとママは、ユーキにはじめてのクリスマスプレゼントを選んでやることにして訪れたのだった.

・・・パパとママは、いろいろな種類があった中から、ユーキが寝っころがりながら遊べる「ベビージム」を買うことに決めた。

・・・おもちゃは、できるだけシンプルなものがいい。

はじめからゴテゴテと完成しているものより、親子で楽しみながらつくっていったり、見立て遊びのできるようなもの。

「折り紙」なんかはその代表たるものだ。

ただのいちまいの正方形の紙から、動物やら花やらいろいろなものができあがっていく。

ネンドもいいねえ、それから積み木、レゴとか。

もっともっとユーキが大きくなったら、ママはそういうオモチャでユーキと一緒に遊べるんだ!

想像して、とってもしあわせな気分になったママであった。

ママは、広いトイザらスをぐるぐるとあっちこっち見てまわっては、はしゃいでいました。

・・・肝心のユーキはというと、ずっとパパの腕の中でおねんね。

パパの方もユーキをダッコしつづけて大変お疲れのご様子。

・・ユーキのオモチャ選びのはずが、ごきげんノリママのできあがり~になってしまったのであった。

■2001/12/21 (金) 首すわり。

赤ちゃんて、

お目めがきりっとしていればそれだけで美男子だとほめられ、

鼻がすこし高ければそれだけで立派だと言われ、

泣き止めばおお偉い子だとなでられ、

・・・この世はすべて自分のもの!っていうくらいもてはやされる。

そして、

「立てば這え 這えば歩めの親心」ということばどおり、

赤ちゃんの成長ひとつひとつに親は期待し、赤ちゃんはそれに応えて、

ますます自信家になっていく。

・・・ユーキの首が、座りかけている。

お尻をかかえて縦にダッコしても、しばらくは自分の首の力で頭が支えられるようになった。

もちろん、パパもママも大喜び!

「首が座った!こっち向いた!」とおおはしゃぎ。

けど、ママはちょっとフクザツ。

大きくなって、しっかりしてくるのはとてもうれしいのだけど、

グラグラした頭で、ゴッチーンとママの胸に倒れかかってくるユーキもまた、

守ってあげたくなって、この上なくイトオシイからだ!

「グラグラしてるユーキもまたかわいいよ!」なんて話しかけたりしている。

さて、こんなノリママは、いつまでユーキのこと、こんなふうにほめられるのだろう?

這ったら歩くことを期待して、歩いたら走ることを期待して?

果てにはセイセキを期待して、ガミガミ叱るママになっちゃうかな・・・・?!

ユーキはきっとこれからもどんどん成長する、まだ挫折を知らない小さな体。

けれど、遅かれ早かれいつか、なにかの壁に突き当たるんだろう。

そのときにママは優しく「そんなユーキもいとおしいよ!」って

言ってあげられるだろうか。

ちょっとマジメに想像してしまったノリママであった。

もし、この先ユーキにイライラしちゃったりすることがあったら、

首が座らないでもかわいかったっておもえたママの気持ちを思い出そう。

・・・ところで、大人になると、どうして小さなことじゃ、ほめられなくなるのかなあ・・?

そりゃ、仕方ないけど、ときどきはパパ、

「ノリママもかわいいよ!」って言ってよね!なんて

赤ちゃんがえりしてみたくなったノリママでもあった。なんちゃって。

■2001/12/20 (木) おっぱい。

なにを隠そう、ノリママのオッパイは、人並み以下の小ささである。

ケッテイテキなサイズは申しますまい。言うなれば、

まな板に平皿をひっくり返したくらい、といっておこうか。

そのオッパイが、ユーキが誕生してからというもの、せいぜい

ご飯茶碗をひっくりかえしたほどに、成長したのである。

ノリママの思春期以来のコンプレックスは、ここでめでたく解消!したのである。

オッパイ、がおっぱい、になりました。   ?

そんなおっぱい、に、ユーキはしに物ぐるいでむしゃぶりついてくる。

・・・このなんという愛らしい生き物!

ママの恋人は、もう以前のパパではなく、我が子ユーキである。

よく人は、

「子供を産んだらもう女じゃない」とかいう。

それは、初々しく着飾って、男性にホホを染めるようなオンナではなくなる、というようなことなんだろうけど、

出産を経験したノリママにいわせれば、

「出産後の女性はいちばん美しい!」

である!

大きく張ったおっぱい、鏡に映して何度うっとりとしたことか(笑い)

それはともかく、

ラファエロミケランジェロの描いた聖母子像のマリアのオッパイが、あんなにも

ふくよかなおっぱいなのは、そこにおチチがたまっていたからなのであった。

・・・当たり前のことだったのかもしれないが、これまで私はマリア様は、ただの

巨乳の人なのかと思ってた。。。?

あのマリア様のように、今のノリママの頭上には、後光が差しているほどオーラを

はなっていると信じているノリママであった。

ちなみに、「子供産んだら女じゃない」

という文句は、

子供にママを取られてしまったパパ方のナゲキなのではないか?!とおもう

ノリママでもあった!

■2001/12/19 (水) ユーキな笑顔。

このところ、ユーキはあやされて笑うことを覚えた。

生まれたての頃も、ニヤッと笑うことがあったけど、それは

ねむーい時にほっぺの筋肉がケイレンするという程度のもので、

みずから笑うといったものではなかった。

(けれどもそれをも「かわいい!笑った!」と喜んでいたママではあるが)

・・・「笑ってごら~ん!」とほっぺたをつつきながら声を掛けると、

ニヤァ~っと笑うほどになったのである。

これをママが喜ばないはずはない。

涙が出るほどの喜びようである。

それもそのはず、

赤ちゃんの笑顔というのは、とても気まぐれで、かつママの多大なる努力があって

ようやく出現するものだからなのだ。

泣いてはおっぱいをやり、泣いてはオムツを替え、厚さ寒さを調節して、もう

ご不満はないだろう?ユーキ君!というところで初めてみられる笑顔なのである。

そこで、ママはあわててデジタルカメラを取り出す。

が、なぜかカメラを向けた瞬間、ユーキは平然ときょとんとした顔にもどるのであった。

・・・お~い、肝心な時に笑っておくれ!

もう、いくら「笑ってごら~ん!」と言ってもじっとこちらを見るばかり。

そういえば赤ちゃんの笑顔のこと、

「神様がチョした」(神様がいたずらした)

っていうのだと、ノリママのばあちゃんでありユーキのひいばあちゃんであるマツノばあちゃんが昔言っていた。

まさに、いまのユーキの笑顔は、神様の気まぐれないたずらのように、

自分がただ快なときだけ出現するんだろう。

・・・つくり笑いや愛想笑いなどまだ知るべくもない。

・・このまま純粋に育ってくれろとひそかに願うノリママであった。

■2001/12/18 (火) 指しゃぶり。

そういえば、ユーキはいつも右の手をしゃぶっている。

・・・生まれたて頃から、人間ってふつうに右利きなの?

体の右半分を動かすには、記憶・論理などをつかさどる左脳が働くのだという。

逆に、直観力は右脳に関係していて、左利きの人は芸術、天才肌なんだとか。

・・・ユーキに左の手、しゃぶらせようかな!

「0才児教育」なるもののひとつに、右脳の力をつけるというものがあるが、

その教材はびっくりするほど高価!

とてもイッパンカテイな我が家では購入できそうにない、

けれど、わがムスコにはリッパな人物になってもらいたい・・・人並みの親心をもつママである。

ユーキの左手、除菌ティッシューでふきふきして、さっそく左手しゃぶりを試みさせる・・・・も、

どうもお口は左手を受け付けないらしい!この親心、子に届かず。

・・・ユーキは人並みに育ってくれればいいわ。

仕方なくみずからを慰めるノリママであった。

■2001/12/17 (月) この週末のユーキ。

2ヶ月になったユーキは、とつぜん指しゃぶりをはじめた!

指、というかこぶししゃぶり?というか。(上の写真参照!)

育児書に書いてあるとおりで、ユーキの成長ぶりがうれしい。

・・・手足をバタバタだんだんつよく動かせるようになるうちに、

偶然自分の手が唇に触れたとき、「気持ちいい、安心する」って

感じるんだそうだ。

そのうち、自分から手を口へ持っていくことを学習するのだそう。

指しゃぶりというと、歯が生えそろう頃までやっていると歯並びが悪くなるとかで

心配だけど、今のノリママはユーキがひとつガクシュウしたことに、感激しているのだ。

手をしゃぶっているところが、これまた赤ちゃんぽく?ってかわいい!

かわいさと、心配とで、フクザツな心境のノリママであった。

■2001/12/14 (金) ユーキ大大大泣き中!

ワガ息子、ユーキがこの世に誕生してからはやまる2ヶ月と二日。

育児にもすこうし余裕が出来てきました。ということで、

ユーキの成長ぶり、それからわたくし新米ママの気持ちや考えたことなど、

これから綴っていこ・・・っと、いいところでユーキくんおお泣きし始める・・・!(涙) 

少しずつ、すこしずつ、ユーキの寝てる間の、日記タイムです。