「ラヴ・ユー・フォーエバー」の次に
読もうと選んでいたのは
「かぜはどこへいくの」
- 作者: シャーロット・ゾロトウ,ハワード・ノッツ,松岡享子
- 出版社/メーカー: 偕成社
- 発売日: 1981/04
- メディア: 単行本
- クリック: 7回
- この商品を含むブログ (16件) を見る
今回、お話のイメージを自分なりにつかんでほしくて、
絵は見せず、文章だけを書いた紙を見ながら、読む。
ときどき、ラヴユーフォーエバーのように、
手話というほどではないが、「お日さま」とか「ほそい月」とか「むこう」とか
簡単な言葉のところで身振りを入れる。
私の目が紙だけに行かないように、教室を見渡しながら。
このお話も、私がとってもいいなあと思うもの。
やっぱり息子が小さかった頃、英語の原文で読んでみたくて、出合った絵本でした。
「かぜはどこへいくの?」
「どうしてひるはおしまいになってしまうの?」
子どもが、寝しなにお母さんにいろいろな質問をすると、
お母さんはひとつひとつ丁寧に答えてくれる。
そしてその答えはどれも、
ものの終わりはない、必ずずっとつながっている
という意味を含んでいる。
ラヴユーフォーエバーで、
愛は世代を超えて受け継がれていく
というテーマと
夜、子どもの寝顔を見て「アイラヴユー」と語りかける
というシーンが
この「かぜはどこへいくの」の内容と
とってもマッチしていると思っています。
お話会で選ぶ本もいろいろあると思うけれど・・・
今回はどちらも詩的な、言葉の美しい本。
女優さんみたいに、読めたらいいんだけどなあ~(苦笑)。