つづき

「ラヴ・ユー・フォーエバー」の次に

読もうと選んでいたのは

「かぜはどこへいくの」

今回、お話のイメージを自分なりにつかんでほしくて、

絵は見せず、文章だけを書いた紙を見ながら、読む。


ときどき、ラヴユーフォーエバーのように、

手話というほどではないが、「お日さま」とか「ほそい月」とか「むこう」とか

簡単な言葉のところで身振りを入れる。


私の目が紙だけに行かないように、教室を見渡しながら。



このお話も、私がとってもいいなあと思うもの。

やっぱり息子が小さかった頃、英語の原文で読んでみたくて、出合った絵本でした。

「かぜはどこへいくの?」

「どうしてひるはおしまいになってしまうの?」

子どもが、寝しなにお母さんにいろいろな質問をすると、

お母さんはひとつひとつ丁寧に答えてくれる。

そしてその答えはどれも、

ものの終わりはない、必ずずっとつながっている

という意味を含んでいる。


ラヴユーフォーエバーで、

愛は世代を超えて受け継がれていく

というテーマと

夜、子どもの寝顔を見て「アイラヴユー」と語りかける

というシーンが

この「かぜはどこへいくの」の内容と

とってもマッチしていると思っています。


お話会で選ぶ本もいろいろあると思うけれど・・・

今回はどちらも詩的な、言葉の美しい本。

女優さんみたいに、読めたらいいんだけどなあ~(苦笑)。