今日はホワイトデー。
バレンタインデーの日に「ユーキくんに♪」と(わお~★)手作りチョコをくれたヒヨリちゃん(のおかあさん!^^;)にお返しすべく、クッキーを焼く。
ココア入りのうずまき&市松もよう。
毛糸で編んだ飾りをつけたヘアゴムもプレゼント♪
よろこんでくれるかなあ~。
今日はいよいよユーキの卒園式前日。
「卒園対策委員」(ソツタイ)になっているので、ここのところは式後の「おわかれかい」のことで少しばかり準備が続いた。
子どものだしものとしては、「呼びかけ」をする。
幼稚園でいちばん思い出深かったこと、を親子にアンケートした結果、ひとりひとりの子をイメージしながら委員で文章をまとめた。
ちなみにユーキは
「6さいのおたんじょうびかい。みんながしつもんしてくれて、きんちょうしたけどこたえられました」
とかたる。
さいごは全員で
「みんな みんな たのしいおもいで
せんせい ありがとう
ミカせんせい だいすき!」
と合唱。
…プリントした20人ぶんのことばをながめてみる。
あ~、それだけでなんだかもう感涙だー、と、ソツタイメンバー談。
朝夕、幼稚園まで歩いて送り迎えした。
さととげんは、よく1Fのおかあさんかおとうさんが見てくれてた。
ということは、ユーキとママは、ふたりきりで歩いていく。
すっ、と手をつなぐ。ふたたびおとうとも、いもうともいないかのような、ひとりっこ、きぶん。
寒い日は、ママの長袖のなかに、にぎったユーキの手がすっぽり入る。
笑いながら、たあいもない話をする。
よーい、どん、なんてちょっとしたかけっこになったりもする。
…ユーキよ、きみは想像もしていないかもしれないが、
その手を、互いにある日をさかいにいつかにぎることもなくなるのだ。
「この日からにぎらない」と決めるわけでもない。
でも確実に、気づけばにぎらなくなっていた、という日がくる。
それはキミがいくつになる頃かな。
それを思うと私はとてもさびしい気がするけど、
でもかまわない。だってそれがキミの成長だから。
だけど、またその後いつか、たとえば私が病気になって、
ああもう死ぬんだ、なんてときにまた、私の手をぎゅっとにぎりかえして、そのぬくもりを感じあえたらいい。
その幸せをゆめみて、私はきっとこれからを過ごすよ。
それが幸福な家族のありかたのひとつだと、想像するよ。