2008-03-14

今日はホワイトデー。

バレンタインデーの日に「ユーキくんに♪」と(わお~★)手作りチョコをくれたヒヨリちゃん(のおかあさん!^^;)にお返しすべく、クッキーを焼く。

ココア入りのうずまき&市松もよう。

毛糸で編んだ飾りをつけたヘアゴムもプレゼント♪

よろこんでくれるかなあ~。



今日はいよいよユーキの卒園式前日。

「卒園対策委員」(ソツタイ)になっているので、ここのところは式後の「おわかれかい」のことで少しばかり準備が続いた。

子どものだしものとしては、「呼びかけ」をする。

幼稚園でいちばん思い出深かったこと、を親子にアンケートした結果、ひとりひとりの子をイメージしながら委員で文章をまとめた。

ちなみにユーキは

「6さいのおたんじょうびかい。みんながしつもんしてくれて、きんちょうしたけどこたえられました」


とかたる。

さいごは全員で

「みんな みんな たのしいおもいで

せんせい ありがとう

  ミカせんせい だいすき!」

と合唱。


…プリントした20人ぶんのことばをながめてみる。

あ~、それだけでなんだかもう感涙だー、と、ソツタイメンバー談。




朝夕、幼稚園まで歩いて送り迎えした。

さととげんは、よく1Fのおかあさんかおとうさんが見てくれてた。

ということは、ユーキとママは、ふたりきりで歩いていく。

すっ、と手をつなぐ。ふたたびおとうとも、いもうともいないかのような、ひとりっこ、きぶん。

寒い日は、ママの長袖のなかに、にぎったユーキの手がすっぽり入る。

笑いながら、たあいもない話をする。

よーい、どん、なんてちょっとしたかけっこになったりもする。

…ユーキよ、きみは想像もしていないかもしれないが、

その手を、互いにある日をさかいにいつかにぎることもなくなるのだ。

「この日からにぎらない」と決めるわけでもない。

でも確実に、気づけばにぎらなくなっていた、という日がくる。

それはキミがいくつになる頃かな。

それを思うと私はとてもさびしい気がするけど、

でもかまわない。だってそれがキミの成長だから。

だけど、またその後いつか、たとえば私が病気になって、

ああもう死ぬんだ、なんてときにまた、私の手をぎゅっとにぎりかえして、そのぬくもりを感じあえたらいい。

その幸せをゆめみて、私はきっとこれからを過ごすよ。

それが幸福な家族のありかたのひとつだと、想像するよ。