2002-08-01

2002/08/21 (水) おんぶは卒業?!の巻

このお盆休みで、みんなにユーキを見てもらうことの多かったおかげで、

そういえばノリママはずっとユーキをおんぶしていませんでした。

これを機に、おんぶは卒業?!

を目指したいと、ノリママはひそかに思っている。

なんといっても、日に日に重たくなるユーをおんぶするのは、まったく肩が凝るし、

それに、手が空かないから、といってすぐヒョイ!とおんぶをしてしまうのは、

ユーキのためによくないのではないか、と最近思いはじめたのである。

後追いをしたり、いろんなものに手を出すユーキに手を焼いて、自分の手が使えないからおんぶ、を繰り返していたのだけど、

このお盆でいろいろな人にかまってもらってとても表情も豊かに成長したように見えるユーキに対して、ノリママももっと余裕をもって接してやったほうがいいのではないか、後追いをしたらしたで、ユーが落ち着くまでもっと面と向かって遊んでやればいいのではないか、家事エトセトラはさておき…という姿勢でいたい、そう思うようになったのである。

なにごとも限度が問題で、おんぶだってしすぎれば悪いので、まったくしないという決意をすることもないとも思うけれど、

「効率」を考えてしまうと、すぐノリママはオンブをしたがるので^^;)

これからは、ユーがたくさん伝い歩きができるように、たくさんのものがさわれるように、もっと笑いたくなるように、そして大きく成長してくれるように、もっといっぱい話しかけて、遊んでやろう、と思った。

そうできるゆとりのある自分であることが、自分自身のためにも大切なのではないか、と気付かされた、このお盆でもあった。

こんどユーをおんぶするときは、ノリママ自身のためではなく、

ユーにママの背中のぬくもりを、感じさせてやりたい時にしようね。

■2002/08/21 (水) バレリーナ?!の巻

ユーがつかまり立ちをしている時に、

最近よく足元を見てやると、

バレリーナのように?!つま先で立っていることがよくあるようになった。

なんだかこのところ、

とくに身長が伸びたわけでもないのに

これまで届かなかったところのものにまで手が伸びるようになったので

アヤシイ!と思っていたら、つま先で立つスベをいつのまにか覚えていたのであった。

…一人きりで両うら足をふんばって、ひとり立っちをする前に、

こうやってつま先立ちをするのだということに対して、

なんだかノリママはちょっと意外な気がしました。

…人の成長って、右肩上がりの直線、なのではなくて、

ジグザグジグザグ、折れ線グラフを描きながら少しずつ大きくなっていくものなのだなあ、ということを

目に見える形で赤ちゃんが示している、そんなふうに思ったのです。

そういえば、ユーがおすわりをちゃんとマスターしたのも、

つかまり立ちができた後だった。

つかまって立った後に、

とっても慎重そうに、ときには何度も転倒を繰り返しながら(そして大泣きを繰り返しつつ!)ハイハイの形に戻ろうとする動作の中で、ようやく

安定したおすわりを獲得していったのでした。

ちょっとすると、成長の過程は

…寝返り→ハイハイ→「おすわり」→つかまり立ち→ひとり立ち→「つま先立ち」

と思いがちだけど、

そうじゃなかったんだなあ。

最近テレビのCMで、

「のびるまえには、ちぢむもの。ちぢみっぱなしのニッポンに…」

とかってやっているけど、

まさに、ちぢんだり伸びたりしながら、ユーキは大きくなっていく。

と、いっても

「ちぢみっぱなし」

ではなあ。

ユーや未来の子供たちのためによき「ニッポン」にしていきたいものである!

と、声高に叫んだところで、

挫折、ともいえる「ちぢみ」が、過去の笑い話となるように、

赤ちゃんの成長のような成長を、続けられたら幸せなのに、と

届かないところに置いたはずのテレビのリモコンをいつのまにかゲットしているユーキにため息をつきつつ!しみじみと思ってみたノリママなのでした。

■2002/08/20 (火) 10ヶ月検診の巻

今日は、市の10ヶ月検診が行われました。

体重 8590g

身長 71,7cm

頭囲 45cm

胸囲 45,5cm

離乳食指導を受ける。

テーブルの上には、離乳食のモデルとして、3食とおやつの例が模型で並んでいたのだけど、離乳食ガイドブックなどを見てもまた然りなのだが、ノリママはいつも自信をなくしてしまう。

こんなにちゃんと離乳食作ってない…(涙)

洋風、和風、薄めの味付けで、いろとりどりに並べられている一日分の食卓は、

わがやのユーキのメニューと比べて、なんともすばらしくいっちょう前である。

ちなみにここ最近のユーキの離乳食の献立を紹介すると、

朝…炊飯器で炊いて小分けにして冷凍しておいたおかゆ(アイガモが害虫を食べてくれる、無農薬米)

  

   &にんじん、たまねぎ、かぼちゃ、じゃがいもなどとにかくなんでもみじんぎりにした野菜類プラス、生活クラブで購入したレバーペースト、湯通ししたシラス干、豆腐などのタンパク類をゴッタ煮にしたものに、片栗粉でとろみをつけ、やっぱり小分け冷凍しておいたもの。味付けはしてなくて、ほんのりレバー味(コンビーフみたいな味。)

昼…パンをちぎったものか、玄米コーンフレーク。それに試供品のステップアップミルクか,ベビーフードの粉末のコーンポタージュなどを溶かす。

  &フルーツは、グレープフルーツかバナナ(バナナはやっぱり生活クラブの農薬などを控えたもの…)、最近はナシ、など(ナシはすりおろし)に、プレーンヨーグルトをかけたもの。

夕…朝と同じではつまらないと思って、夕ご飯はパパママが食べるものをそのつど適当に取り分ける。一日のうちに、いろいろなものが口に入るように、ほとんどなんでも取り分けて、大人の味が付いていてもけっこう与えてしまう。

ああ、こうまとめてみても、なんともずさん…

ただ、農薬や添加物には気を使おう…(アレルギーなので(TT)と考えているのだけれども、

この現代社会ではすべての口に入るものが「自然のまま」ということはありえない。

先日の中国野菜の残留農薬問題のモラルのなさは別にしても、先進国の生活の向上による地球全体の環境汚染が、めぐりめぐって人類を少しずつ、汚染している。

…なんて、他人のせいにしてる場合ではない!

自分自身がめんどうくさがることをやめて、まずはノリママの「料理嫌い」を直さないと…(ため息)

■2002/08/12 (月) 10ヶ月!?

三回食も1ヵ月経ち、すっかり慣れて、食欲も旺盛になってきた。

食べるのを嫌がって泣いたりする「むら食い」もなくなって、「はやくそのスプーンをヨコセ!」といわんばかりにハイチェアーをガタガタ揺らして、ねだることもしばしば。

ママのレシピも少しずつ増えて、…というよりなんでも与えてみることに積極的になってきたママは、今日は泣いてねだるユーキに、試しにセロリのスティックを持たせてみた。

すると、なんとさっそうとつかんで、ボリボリと端からかじっている!!

セロリは、固い繊維を残して、ユーキのお腹に収まった。

わりとセロリ嫌いの人って多いようだけど、ユーはなんだかちょっとオシャレに見えてかっこう良かった(笑)

って、まだ味覚ができきってないだけか。

…どうぞこのまま好き嫌いのない子に育ちますように!

水を怖がることもなくなった。

「ガーコ」(アヒルのおもちゃ)をつかんで振りながらニコニコしたり、たまった水を手でパシャパシャしたり。

木陰のプールで水と戯れることができるようになって、遅れ馳せながらユーキにやっと夏が来た!ようにママには見えました。

歯は、全部で上下4本ずつ生えかけました。

ニヤッと笑うと、歯がチラっと見えて、だいぶ大人げになりました。

それを機に、ちょっと前から「歯磨き」を始めるように。

といっても、ブラシをガジガジかじるだけです。

それが、ユーキには大のお気に入りとなったらしく、ママが磨いてやるのにブラシをユーから取り上げようとすると、あからさまに自己主張して嫌がって、ブラシをにぎって離さないほど!

やっぱりそのままずっとハミガキ好きな子に育ってくれるといいなあ~。

って、これもまだただオモチャにしてるだけで、「歯磨き」と認識してないからなんだなあ(涙)

そうそう、声を発するといえば、ここのところ機嫌がいいと

「アブアブアブワ」とか

「プゥワップワー」などと言っているようになった。

その、「b」とか「p」の発音を、

「パパ」と言っている!と都合のいいように解釈しているパパなのである。

うらやましいような、あわれなような…(笑)

「ママ」などの「m」の発音は、まだないようだ。

いつになったら、”心から”「ママー」って言ってくれるのだろう!

…その日を待ち遠しく思うノリママであった。

■2002/08/12 (月) 10ヶ月!

ここのところ、ユーキはものを指差して、「アー」とか「フーン」などの声を発するようになった。

猫とか、なにか見なれないものを見るときに、そうしているようだ。

両手を挙げて、「ヨー!」といわんばかりの、親指と人差し指でチョキを作って手の甲を見せながら下へ降ろす、あの「ラッパー」?!のような格好もする。

必ずママとかパパの方を向いて、得意そうに、だ。

そんな時は、「おっ、ヨー!ラッパー!」と声を掛けてやる。(笑)

ハイハイは、ユーキは相変わらず、ずって移動する方が好きみたいだ。両手をクロールのように、型までいからせて猛スピードで近寄ってくる姿は、さながらボールを追う水球の選手のようである。?!

けれどすこしずつ、ぎこちないが「ワンワン」スタイルをとることも増えた。

それより、「目的地」へ到着すると、すぐにつかまり立ちをして、物を熱心にいじくっていることが多い。

目下のお気に入りは、ちょうど立って手の届くところにある炊飯ジャーの蒸気が出てくるところのフタで、パカっとはずしてはくわえたりしている。

だいたいご飯を炊いていない時なのでまあ良いのだが、湯気が上がっていたりする時だと大変だ。ジャーの置き場を考え直さなくてはならない。

つかまり立ちから伝い歩きも上手になった。

パパへつかまったと思ったら、そのまま伝ってママにつかまり直す。

そんな時は、だいたいパパと遊び疲れて、急にママの抱っこが恋しくなったとき。

ママが、パパよりも優位に立てる瞬間である。

…って、実は我が家は万年かかあ天下?! そうでなくてもママはパパよりいつも強い!のだ(^^;)

ユーキはそのことをよく知っているのかもしれない(笑)

絵本も、かじる「オモチャ」としての対象だけではなく、ページをめくったり、描かれた絵を目で追ったり、というようなしぐさも見られてきたので、いわゆる「読み聞かせ」をはじめるチャンス到来のようだ。

「読み聞かせ」は、小さければ小さいうちに始めた方がいい、などという話をよく聞くけれど、ちょっと前は絵本によだれと歯型をつけるばかりだったので^^;)封印しておいたのだけど、そろそろもう一度とりだしてみよう。

もっともっとユーキが小さくて、身動きもできなかったころ、むりやりひざの上に座らせて、絵本を読んでみてやったりして、くすぐったいような母親気分を味わっていた頃を、ちょっと思い出した。

■2002/08/10 (土) 夏といえば…の巻

夏といえば、花火!

ノリママ地元の花火大会は、小さいがゆえに(4000発^^;)、ほとんど花火の真下にじん取って、まさに天井に花開くいろとりどりの花火を大音響とともに見ることができる、それもまたよい花火大会!なのであるのだが、そこでユーキは初めて花火、というものを見た。

よく、花火を見ると泣き出す子がいる、という話を聞いたこともあるのだけれど、

ユーキは目をパチパチさせながら、赤や黄色に輝いては散っていく花火を、ものめずらしそうに飽きずに見ていた。

ノリママの花火の思い出というと、だいたい毎年どこかの花火大会へ出かけていって、隣にはパパがいたりして、夜空にまたたく美しい花火を無邪気に楽しんでいたことが思い出される。

けれど、今年は初めて、花火そのものを楽しまなかった夏だった。

花火を見るユーキが、いったいどんな顔をしているのか知りたくて、花火の明かりに反射して暗闇の中に浮かぶユーキの顔を、ノリママはずっと見ていました。

…生まれて初めて花火を見たユーキは、いったい何を思っているのだろう。

そんなことを考えながら見ていた、ユーキの真っ黒な瞳に映るいろとりどりの花火は、これまでに見たことのなかったほど小さな、小さな花火だったけれど、

ノリママにはとっても感動的だったのでした。

…なんちゃって、感傷にひたっていたのはつかの間、

なんとユーキはこの大音響の中で、ノリママに抱かれながらスヤスヤと寝入ってしまったのである!

…いったいこの子は…?!